会社概要
- 会 社 名
- 株式会社 神石高原 みたんぼ
- 本 社
- 〒720−1811
広島県神石郡神石高原町安田676番地2 - 代表取締役
- 美田 美幸
- 開業年月日
- 平成26年6月
- 資 本 金
- 200万円
- 従業員数
- 2名
取り組み
神石牛を始めとする畜産が盛んな町の特徴を生かして、家畜の堆肥や稲わらを畜産に再循環させる『循環型農業』を実践しています。
また近年では、宅地や農地の孟宗竹を伐採し、これをおが屑状に粉砕し、『竹パウダー』を堆肥として活用して、循環農業に取り組んでいます。
神石高原町は高原地形の中に位置し標高は 400 ~500 mで、水系は帝釈川、成羽川など大半が一級河川高梁川水系に属し、その源流に位置しています。
年平均気温は,11.9℃で、広島地方気象台(広島市)の観測値17.2℃より 5.3℃低くなっている。また、最高気温 32.8℃,最低気温 -10.1℃で夏と冬の気温の差が大きく、また一日の温度差がはっきりしているため、「きれいな水」と「寒暖の差」がおいしいお米を作れている理由です。
稲の株元に生息し多発すると突然稲が枯死倒伏し水田の中に穴があいたようになる『坪枯れ』による品質と収量の激減の原因になる「ウンカ」等の害虫や、いもち病菌が稲等に付着し、稲の表皮細胞を破って侵入し葉や穂を枯らしてしまう「いもち病」等の病気の発生を抑えるために、防除作業を7〜8月にかけて実施しています。
近年では、『ドローン』を導入し、防除作業を行うことにより、少ない作業人員で70ha作業することが可能になりました。結果、圃場間の移動も含め35ha規模の作業が見込め、コメの増産と、病害虫によるコメの歩留まりの改善に繋げることができました。
平成26年に創業して以来、現在は年間約30トンのコメ(コシヒカリ)の出荷を行っており、コメの品位等級は「1等米」の品質の評価を受けています。
コメの鮮度とおいしさを保つため、自社で保冷庫(保存容量30t)を整備。『玄米』は、13℃以内の低温環境下で保存を行っており、お客様の要望で(受注後)玄米の精米を行った後、精米後のコメ鮮度劣化を防ぐため、真空パックによる商品包材を行っています。
お客様に必要な時に必要な量だけを提供を行う体制を整えています。